ビジョン・ミッションを知る

私たちは目指すべき社会像を「ビジョン」、そしてそのために取り組むべきことを「ミッション」、具体的なスタッフの行動基準として「行動指針」を掲げています。

ビジョン

生きにくさを抱える子ども若者が、自ら望む姿でつながることができる社会をつくる。

ミッション

子ども若者の教育・労働・福祉との接続機会の喪失によって起こる「社会からの孤立問題」を解決する。

行動指針

guideline

課題解決に対する行動指針

社会からの孤立問題に対して

ビーンズ的ソーシャルワークとして本人の目的・状況に合わせて、「つなぐ」、「ひろげる」、「つくる」を実施します。

ビーンズ的ソーシャルワークとは、子ども若者の権利を守ることを前提とします。

つなぐ

既存の仕組みにつながるよう、支援対象者をサポートします。

ひろげる

支援対象者が地域社会に参画できるよう、既存の仕組みに働きかけます。

つくる

未発見の地域資源の発掘、既存の仕組みにない地域資源の開発を行います。

心構え

  • 課題を解決するために、社会の仕組み、制度、先進事例を知る努力をします。
  • 目標達成のために、やわらかで豊かな発想をします。
  • 課題があったら、自ら解決策を考えて実行します。
  • 計画したことは、必ずやりとげようとする強い心を持ちます。
  • いっぱい失敗、じゃんじゃんトライします。
  • 困ったら目的に立ち返り、最適化、改善策を考えます。
  • 事業の枠を超えて、融合し、課題を解決します。

支援対象者への行動指針

生きにくさを抱える子ども若者に対して

子ども若者はもともと様々なチカラ(生きる力・可能性・個性・環境)を持っています。私たちは本人に寄り添い、生きにくさに気づき、エンパワーメントしていきます。ビーンズのエンパワーメントとは、本来持っている力を発揮できるように働きかけることです。

心構え

  • 支援対象者の意思を尊重します
  • 支援対象者が選択できるような多様なメニューつくりを行います。
  • 支援対象者の自己肯定感を育むことを意識します。
  • 生きていることや人といることが楽しいを伝えることができる関わりをもちます。
  • 支援対象者の自己決定・自己選択・チャレンジの機会を保ちます。

仲間へ対する行動指針

ミッション達成のために法人事業成果の最適化をめざす「真のチームワーク」を実現します。
ビーンズふくしまの考える「真のチームワーク」とは、柔軟な人材配置および流動的な役割分担を指します。
課題解決のために、チームプレイが必要という意識をもち、仲間同士のコミュニケーションを大事にします。
チームプレイとは、信頼関係に基づき「助け合い」および「指摘と対話」を適切に行うことを意味します。

心構え

  • 困ったときには遠慮なく助けを求め、自分以外の職員が困っているのを見かけたときには積極的に助けに行きます。
  • 感謝の気持ちを表します。
  • 目的に向かって要求しあいます。
  • 他者の発信に反応します。
  • 批判ではなく積極的提案をします。

地域連携に対する行動指針

地域住民と共働するという視点を持ち、「社会」を知り、「ビーンズのビジョン」を伝え、地域の一員として、自らも地域の資源となり、共に地域資源の最適化を図ります。

心構え

  • 「相手を知ろう、地域を知ろう」という意識を持ち、地域に自分からつながりにいきます。
  • 地域共働を行う上で、ビーンズふくしまが取り組む社会課題、事業成果を地域に発信します。
  • 自分の持っている地域資源を団体内で共有し、有効活用に努めます。