不登校や引きこもり、貧困、震災による避難などの状況にいる子ども若者が孤立せず自分らしく生きられる社会を創るため、フリースクールや心の相談室、学習・就労支援、仲間づくり、親の会などの活動を続けています。
ほっと肩の力を抜いて、自分らしく居ることができ、成長できる場所、それが「居場所」です。私達は、それぞれに必要な、安心できる地域の居場所をつくり、そこに集う「人と人」、そして「人と社会」との架け橋を繋いでいきます。
小学生から概ね成人前の子どもたちが、安心して過ごせる地域の居場所です。いろんな年齢の子どもや、スタッフ、地域の方などと交流もできます。自分たちで決めた日常の企画や行事など、多様な学びの機会を提供し、その子が主体的に自分の生き方を選択できるように、子どもに丁寧に寄り添いサポートをしています。
福島市、伊達市から委託を受け、様々な悩みを抱える福島市、伊達市の若者(15歳~40歳位)を対象に、安心して自分らしく参加できることを大切にしながら、仲間と一緒に興味関心のあること、スポーツ、ボランティア活動などを行っています。はじめの一歩を踏み出したい若者のための居場所です。
福島市笹谷地区にある子育て支援センター。1軒屋でゆったり過せるアットホームな雰囲気を大切にしています。主に就学前の子どもを持つ親が、子育て相談や親同士で交流ができます。これから親になる方向けの話や育休に関する話など各種講座も開催。季節のイベント等も実施しています。
避難や帰還を問わず、参加者のそれぞれの選択と思いを互いに受け止め、緩やかにつながるための交流会等を開催しています。また大人の部活では、地域の様々な世代が共に取り組み自主的な活動を行い、地域の活性化に繋げています。年に1度の文化祭では部活で作り上げた作品の紹介、展示、販売を実施します。
放課後や土曜日・長期休みの際、子どもたちが「遊び」や「生活」を共にし、「学校」・「家庭」以外の第3の「居場所」です。旧北沢又幼稚園の広い園舎と園庭をつかって、自由にのびのびとお迎えまでの時間を過ごしています。主に北沢又小学校の子どもたちが毎日元気に通っています。
平成30年7月にスタートした子ども食堂「よしいだキッチン」。多くの子どもたちが集い、学び、遊びそして食事を通してたくさんの笑い声が生まれています。「よしいだキッチン」は、子どもたちはもとより地域の居場所にもなっており、子どもも大人も“楽しい”を通して繋がりあえる場づくりを行っています。
相談部門では、利用者やご家族の不安や悩みなどを聴かせていただきながら、本人が望む姿で歩んでいけるよう相談支援員が一緒に考えていきます。
また、各事業との連携や必要に応じて関係機関の情報提供、利用のお手伝いなどの支援を行っています。
15~49歳のお仕事をしていない方を対象に、「働きたいけど自信がない」「何からはじめたらいいのかわからない」「ブランクがあるから不安」等、働くことに悩みや不安を持っている方へ個別キャリア相談、講座、職場体験等の就労サポートを行っています。ご本人だけでなく、ご家族からの相談もお受けしています。
「学校に行けない」「就職が決まらない」等の状況から起こる不安や心配、その他様々な悩みを抱えている、不登校、ひきこもり状態のご本人やそのご家族に対し、主にこころにフォーカスを当てた継続的なご相談を臨床心理士・精神保健福祉士がお受けしています。状況に合わせて他事業、他機関へおつなぎするサポートもしています。
郡山事業部門では子ども若者からの多様なニーズに応えられるよう、各事業の強みを生かし、地域と連携しながら、より良い支援を創造していきます。
生活困窮世帯の子どもを対象に、訪問型の支援を提供しています。子どもの権利保障を最大の目的とし、「子どもの生きる力を引き出し育てる」ための取組として、各種講座や体験学習等の多様な学びの機会提供、生活支援、相談、各種同行等を行っています。※助成金等を活用し生活困窮世帯以外の子どもたちの支援もしています。
15歳~49歳の方を対象に、「働きたいけど何をすればいいか分からない」といった『働くこと』への不安や悩みを抱えている方の就職に向けたサポートをしています。『なりたい自分』への一歩を私たちと一緒に考えてみませんか?ご家族からの相談もお受けしております。お気軽にお問合せください。
県外へ避難をしている親子の為の交流会や個別相談。ふくしまで子育てをする母親のための場「ままカフェ」を県内各地で開催し、安心して過ごせる場として、それぞれの思いや悩みを受けとめています。他にも県内市町村事業への専門家の派遣、普及啓発用の冊子の作成なども行っています。