被災子ども支援の事業から生まれた「みんなの家@ふくしま」が、今年度新たに「子育て支援センター」として、スタートすることとなりました。
「子育て支援センター」とは、厚生労働省の通達に基づく施設で、地域子育て支援拠点事業の1つです。
子育てが孤立化する中、子育ての不安感・負担感が増加したこと、子どもの、多様な大人・子どもとの関わりの減少が予想されることを踏まえ、地域の子育て支援を活性化し、子育ての不安感などを解消し、子どもの健やかな成長を目的としています。
常設の地域の子育て拠点を設け、親子が気軽に集い、安心できる雰囲気のなかで交流ができる場の提供、子育てに関わる情報の収集・提供、子育てに関する相談などの支援を行います。
福島市では、これまで保育所併設型の子育て支援センターを市内21カ所で行ってきましたが、今回初めてNPO法人が受託し、民家を利用した常設の子育て支援センターとして開所することとなりました。
「生きにくさを抱える子どもたち若者たち」の背景を考えたときに、上記のような子育て環境の孤立化、多様な人たちとの関わりが少なくなっている地域環境の貧困さがあります。そうした中で、子どもたちは本来の力を発揮できなくなっているのだと思うのです。ですから、大人たちが子どもの育ちについて学び、大人自らが人と繫がり、子どもとの関わりを学んでいくことが、必要であると感じています。
そして、子どもたちが安心して育つことができる地域を創っていきたいと思っています。
その一歩として、子育て支援センター「みんなの家@ふくしま」がスタートします。
多くの皆さまが繋がっていけることを願いながら、ご利用をお待ちしております。
■ 「みんなの家@ふくしま」の詳細はこちらから
■ パンフレットのダウンロード(PDF 772KB)